ゴーシェ病の歴史


1882年  ゴーシェ病が発見される
1934年 グルコセレブロシドの蓄積が確認される
1950年 ゴーシェ病が染色体劣性遺伝子の遺伝性疾患であることがわかった
1965年

ゴーシェ病ではリソソーム内酵素であるグルコセレブロシダーゼが欠損又は不足している事が

わかった

1977年

Furbishらによりグルコセレブロシダーゼをヒト胎盤より抽出 精製

1978年

米国国立衛生研究所(NIH)が、米国食品医薬品管理局(FDA)に治療研究届けを行い、8例の

臨床試験を実施

1981年

Furbishらにより改良型グルコセレブロシダーゼが標的細胞に到着することを証明 

1985年

cDNAクローニングされる

1986年

(1月)国内でゴーシェ病患者(3歳女子)に対して、骨髄移植実施される(4名実施)

1987年

ジェンザイムUSA日本支社が設立される

1988年

ジェンザイムUSAが改良型グルコセレブロシダーゼ、セレデース(商品名)治験申請 

1990年

日本法人ジェンザイムジャパンが設立される 

1991年

米国でFDAよりセレデース(商品名)が承認される

1992年

国内で骨髄移植手術が保険適用になる

 

(7月)ゴーシェ病治療薬の開発研究班設立される 

1993年

酵素製剤セレデース(商品名)が1型6例を対象に治験実施 

 

遺伝子治療に関するガイドラインが作成される 

 

厚生省にセレデース(商品名)輸入承認申請

1995年

北海道大学でADA欠損症に対して遺伝子治療実施される 

1996年

酵素製剤セレデース(商品名)輸入承認取得

 

(6月)中央薬事審議会でセレデース(商品名)が承認される

 

(9月)薬価収載 

1997年

酵素製剤セレザイム(商品名)の承認申請 

1998年

酵素製剤セレザイム(商品名)承認及び、薬価収載 

2001年

(5月)ゴーシェ病を含むライソゾーム病が特定疾患治療研究事業へ認定される 

2003年

基質抑制阻害剤 Zavesca(miglustat)がFDAにおいて認可される 

2010年

酵素製剤 velaglucerase alfa (Shire社)がFDAにおいて認可される

2014年

酵素製剤ビプリブ(商品名)承認及び、薬価収載 

2015年

経口薬サデルガ(商品名)薬価収載